診療案内

内科

内科院長は総合内科専門医であり、当院では、一般内科全般の診療を行っています。診察、各種血液検査、尿検査のほか、以下のような検査を行って、診断、治療を行います。

AI搭載インフルエンザ検査医療機器nodoca

AI搭載インフルエンザ検査医療機器nodoca当院ではAI搭載インフルエンザ検査医療機器nodocaを導入しております。
インフルエンザウイルス感染が疑われる患者さんの咽頭を撮影させていただき、AIが学習した咽頭と比較することで、その場で診断が可能です。今まで抗原定性検査では診断が難しかった発熱後早期でも診断が可能です。また、喉を撮影するだけですので、患者さん自身のご負担も軽くて済みます。費用はこれまでの抗原定性検査とあまり変わりません。
発熱の場合は予約診療をしておりますので、当院にお電話の上、受診してください。

自動血球計数CRP測定装置LC-767CRP

自動血球計数CRP測定装置LC-767CRP採血後10分程度で、白血球数、白血球の種類、赤血球数、赤血球の大きさ、CRP(炎症の程度)がわかります。これにより、細菌感染かウイルス感染かの判別や、貧血の有無の判断が迅速に可能です。

腹部エコー検査

腹部エコー検査肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、膀胱など腹部にある臓器を検査します。腫瘍、ポリープ、炎症、結石などを見つけ出すことができます。検査を受ける人の苦痛もなく、安全にできる検査です。検査を受けていただく際には、絶食の状態であることがのぞましいです。

頚部エコー検査

頸動脈エコーは、簡便で視覚的に動脈硬化の状態の診断ができる検査です。左右の心臓から脳に向かう血管を検査します。動脈硬化の状態を知ることによって、原因となっている疾患の治療の必要性を知ることができます。また、プラークと呼ばれる塊状の動脈硬化が見つかった場合には、脳梗塞を予防する治療を行うこともできます。
また、頸動脈以外に、甲状腺の病気の発見にも役立つ検査です。

心電図検査

不整脈などの心臓の病気の診断ができる検査です。症状が出たりでなかったりする場合には、24時間を通して日常生活を行いながら心電図をとる24時間ホルタ―心電図の検査も行います。

胸腹部単純レントゲン検査

胸腹部単純レントゲン検査当院では、コンピュータX線撮影を導入しています。

経口ブドウ糖負荷試験

血糖値やHbA1cなどの1回の検査では糖尿病とは診断できないけど、糖尿病の可能性が高いという場合に行う検査です。糖尿病と診断するには、空腹時血糖値が126㎎/dl以上、あるいは随時血糖値(食後など)が200㎎/dl以上で、HbA1cが6.5%以上であることが必要です。その片方しかあてはまらない、あるいは空腹時血糖値が100〜126㎎/dlという場合には、経口ブトウ糖負荷試験を行うことで診断がつく、あるいはどのようなタイプ(インスリン不足型・インスリン抵抗型)の糖尿病になりやすいかがわかる可能性があります。

検査は、前日の夜から10時間以上絶食の上、空腹時の血糖、インスリンを測定し、ブドウ糖75g溶かしたブドウ糖液を飲んだ後、30分後、60分後、120分後に血糖測定用の採血・検尿を行います。長時間待合室で過ごしていただく必要のある検査ですので、読書など時間をつぶす用意をしておいでください。

女性外来

女性外来月経、出産、更年期など女性特有のできごとにまつわる心身の不調や、女性に多い冷え・便秘・肩こりなどの不調、そのほか種々の精神的ストレスから起こる体調不良などを対象とする外来です。どこの診療科に相談したらよいのかわからないといった症状のご相談も受け付けています。

初診では女性医師が時間をかけてお話を伺い診察をして、漢方薬と西洋薬を組み合わせた治療を行います。当日の混雑の状況にもよりますが、ゆっくりお話を伺う時間をとるために、初診時はできれば平日午後に受診してください。

胃腸内科

胃腸内科日本消化器学会専門医の名誉院長が、逆流性食道炎、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ菌感染症などの診療を行っています。

上部消化管内視鏡検査

上部消化管内視鏡検査当院では、鼻から細い管を入れて検査できる経鼻内視鏡を採用しています。従来の口から内視鏡を入れる検査より、ずっと楽にできる検査です。食道の観察では、ヨード染色による食道がんの早期発見に力を入れています。萎縮性胃炎がある場合には、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染について同時に検査を行うことが可能です。検査は、胃の粘膜を直接試薬につけて行う迅速ウレアーゼ試験、あるいは尿中抗体検査で行います。

検査の実施には予約が必要です。受付まで、ご連絡ください。

当院の上部消化管内視鏡検査施行実績
  • 令和2年 299例
  • 令和1年 513例
  • 平成30年 570例

ヘリコバクター・ピロリ菌除菌治療

ヘリコバクター・ピロリ菌に感染していると、菌が胃の粘液を減らすため、胃の表面が胃酸による攻撃を受けやすくなります。このためピロリ菌感染症の方は、胃炎や消化性潰瘍を起こしやすくなり、こうした攻撃が続くと胃がんも発生しやすくなると言われています。

当院では、ピロリ菌感染症の方には、積極的に除菌治療をお勧めしています。胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬と、2種類の抗生物質を1週間飲んでいただくことにより、ピロリ菌の除菌を行います。除菌治療後には、尿素呼気試験という息を集める検査で除菌が成功したかどうかを判定します。1回の除菌治療で70%程度の方がピロリ菌の除菌に成功し、2回除菌治療を繰り返すと90%以上の方が除菌に成功すると言われています。
(現在の保険診療では除菌治療は2回までしか認められていません。)

除菌後の再感染はほとんどないと言われていますが、除菌に成功した後も胃がんにならないというわけではありません。定期的な胃の検査は必要です。

心療内科

心療内科胃・十二指腸潰瘍や、下痢・便秘を繰り返す過敏性腸症候群、機能性胃腸障害には、症状悪化に精神的ストレスの存在が影響を与えている心身症が多いといわれています。一般内科的な治療の他、心療内科的治療を合わせて行うことで、症状の改善がみられることがあります。

その他、一般的な内科疾患である高血圧で長く治療を受けておられる方の中にも、緊張や不安のために血圧が上がっており、降圧剤よりも心療内科的治療が有効という方がいらっしゃることがあります。

憂うつ症は、食欲がない、味がわからない、眠れない、朝起きるのがつらい、目が疲れる、のどがかわく、テレビや新聞を見るのが億劫になった、からだがだるいなどの症状が続くことが特徴です。不安障害は、漠然と不安な気持ちが続いたり、不安のために過呼吸や動悸が起こったりする病気です。思いもかけない体の病気が原因になっていることもあります。まずは受診して検査を受けてください。診断により、薬物療法とあわせて心療内科的治療を行います。薬物療法では、漢方薬と西洋薬を組み合わせて治療を行うことも可能です。

精神的ストレスは自覚がない場合も多くあります。
内科的治療を受けてもなかなか症状が改善しないという場合には、一度ご相談ください。

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