予防接種

予防接種当院では、下記の予防接種を行っています。予防接種実施の詳細については、受付までお問い合わせください。
なお、福岡市医師会の申し合わせにより、副反応がみられた場合の対応が難しい土曜日は予防接種を行っておりませんので、お気を付けください。

インフルエンザ予防接種

このワクチンは、インフルエンザの感染予防、重症化予防、感染拡大予防のために接種が勧められています。年齢や持病など、ひとりひとりの持っている要因によって、どのような効果がどれくらい期待できるかは異なりますが、大きな副反応の出た経験のない方は、毎年、流行期間の1ヶ月ほど前(遅くとも年内)には接種をしておくことをお勧めします。

福岡市在住の満65歳以上の方は、毎年流行シーズン前に、福岡市より接種費用の一部還付が受けられる制度があります。

高齢者肺炎球菌予防接種

平成26年10月1日より、高齢者の肺炎球菌予防接種が定期予防接種となり、費用の一部負担で接種が可能となりました。年度により対象者が異なりますので、ご不明な点は、受付までお尋ねください。

このワクチンは、肺炎の原因となる肺炎球菌の一部に有効なものです。肺炎球菌は、通常の生活をしている65歳以上の方の肺炎の一番の原因になる菌です。最近はいろいろな抗生物質の効かない多剤耐性肺炎球菌も問題になっています。また、平成23年の死因の第三位は肺炎であり、肺炎をきっかけに寝たきりになるなど、病後の影響も少なくありません。このワクチンを接種することにより肺炎球菌感染症を予防することは、健康に長生きをするための選択肢のひとつと言えます。

このワクチンの予防効果は5年以上持続するといわれていますが、効果は接種が時間の経過とともに低下するものであり、再度接種することが必要になります。しかし、現在、日本では、このワクチンの再接種は、定期予防接種の対象外であり認められていません。これは、1970年代にアメリカでワクチンの接種が開始された当初、2年以内に2回目の接種を行った際に、注射部位に強い痛みや発赤が出現する副反応が起きたことが原因です。しかし、現在では5年以上の間隔をあけて2回目の接種を行えば、強い副反応は起こらないことが明らかになり、多くの国で高齢者などを対象に5〜6年ごとの接種が行われています。今後、日本でも再接種が認められることが期待されます。

厚生労働省:肺炎球菌感染症(高齢者)について

帯状疱疹ワクチン

ワクチンは現在2種類あり、当院ではビケンのワクチン接種を行っています。

・特徴:弱毒化生ワクチン
・効果:発症予防 50%、帯状疱疹後神経痛 30%軽減
・接種回数:1回
・費用:8,500円
・副反応:注射部分の痛み、腫れ、倦怠感など。症状は3日~1週間以内
・持続期間:約5年ほど

詳しくは医院にお問い合わせください。

その他

A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチンなどについても、個別に対応いたしますので、お問い合わせください。

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